水道の凍結に備えましょう

お知らせ・ご案内

今夜(21日)から25日(日)頃にかけて、日本海側を中心に積雪が急増する見込みです。北陸の平地でも数日間で100㎝を超えるような雪が降る恐れがあります。車の立ち往生など厳重な警戒が必要です。不要不急の外出は控えたほうがよさそうです。

気象庁によると22日18時かけての最新の24時間予想降雪量は、多い所で、北陸地方で100㎝、中国地方で近畿地方で80㎝、東北地方で70㎝などとなっていて、山沿いを中心に平地でも積雪が急増する見込みです。車の立ち往生など警戒が必要です。

水道管は、凍結すると水が使用できないばかりか、破裂して修理が必要にもなります。今回のように長期に冷え込むときには万全の備えをしておきましょう。

凍結予防の方法

凍結防止を予防する方法はいくつかありますので消化しておきます。

水を少し出しておく

 水を動かしておくと、凍りにくくなります。蛇口を少しひねり、数ミリほどの細さほど出しておくといいといわれます。あまり水を出しすぎると水道料金が跳ね上がりますし、少なすぎると効果が期待できないこともあります。
 地域的な寒さの違いもあるので、状況に合わせて調整するといいでしょう。

 凍結防止水栓や凍結防止弁といった、寒くなると自動的に水を出してくれる商品もあります。

 

断熱保温をする

 水は0℃付近を下回ると凍結が始まります。その温度を下回らないように熱を遮断して凍結を防止します。
 屋外に設置された蛇口や配管は、特にこの断熱保温を行っているか否かでかなり変わってきます。屋内においても冷え込みやすい場所は効果があります。

 具体的には、配管であれば保温筒という配管のサイズにあった保温材を用意して巻くなど、蛇口であれば乾いたタオルや毛布などで巻き濡れないようにビニル袋などで覆います。
 市販のものを用意してもいいですが、タオルや毛布など家にあるものを使って断熱することもできます。結果的に断熱保温できれば良いわけです。

 人間に置き換えてみると、濡れた服より乾いた服の方が温かいです。薄着よりも厚着した方が温かいです。そういったイメージで行えばいいわけです。
 

温める

 断熱保温しても凍結してしまうような風が走るところには、凍結防止ヒーターなどを使います。
 寒くなると、自動的に配管などを温めてくれます。電気を使用するため、電気代がかかります。必要のない時期は、コンセントプラグを抜いておく方が経済的です。ただし、寒くなったら電源を忘れずに入れてください。

水を抜いておく

 凍結防止の最終手段として、水を抜いておくことです。配管内に水がなければ、凍結や破裂は起こりません。なぜかというと凍るのは「水」だからです。

 この方法は、よく寒冷地で行う方法です。寒冷地では、毎年氷点下10℃以下となることから、水を抜く装置や設備が備えられています。スイッチ一つで、家中の水を抜くこともできたりします。
 ただ、それは寒冷地だから必要なのであって、一般地ではそこまでしても費用対効果がありません。一般地においては、水を抜く機能がある「寒冷地仕様水栓」や「凍結防止水栓柱」などをつけたり、冬期使用しない水栓などの水を止め、蛇口を開放しておくなどで完全ではありませんが、水を抜くこともできます。

 なお、この場合は水を使いたい時間帯には面倒なので、就寝前などにすることをお勧めします。

もし凍結してしまったら?

 予防して凍結させないが一番ですが、油断して凍結してしまったらどうすればいいのでしょうか?

 配管や機器の破裂や損傷は気がかりですが、まずは温めるしかありません。露出していたり、風の通り道など凍結しそうな場所や水が出ない場所を温めます。
 配管を温める方法や周りを温めるなどをすると、自然と水は出るようになります。
 そこで、破裂が見つかる場合もあります。その場合は修理や応急措置を行ってください。

 ただし、温めるときは急激に温めてはいけません。例えば、火であぶったり、熱湯をかけるなどです。急激に温めた場合、配管や機器が変形したり、破裂してしまう恐れがあります。
 温めるときは、ゆっくりと温めるという気持ちで行うといいです。タオルを巻いてぬるま湯をかける。ドライヤーで温めるなどが効果的です。

 なお、蛇口の先から水が滴り始めると、間もなく水が出る兆候です。締め忘れにも注意してください。

 なお、強い寒気が長期的に続くと、前日融けなかった配管内の水(氷)によって配管内部の水が動かないので、さらに凍結が広がる恐れがあります。そうなってしまうと寒気がおさまり温かくならないと解消しません。
 そうならないためにも「予防」は必要なのです。